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『W』

オリバー・ストーン監督の映画『W』(日本語タイトルは「ブッシュ」)。
レンタルで借りてて延滞。あわてて先ほど返してきた(深夜1時半の駅前って初めて見たかも・・・)
最後は時間がないから二倍速で早回しして見たけど、それで充分だったかも?

イラク戦争を注視していた身には、新しい情報がない。展開もまんまだし
いまいち盛り上がりに欠ける。(プレッツェルのシーンとか、もっと盛り上げてほしかった(笑))
これなら現実のニュース映像をつないでムーア張りに仕上げたほうが
ずっと面白かったかも。期待はずれ。

・・・と思ってgoogleと、やっぱりあまり評判はよくなかったらしい。
まあ『プラトーン』からしてあまり好きじゃないから、この監督とはテイストが合わないのかも。
これなら『大統領暗殺』とか『華氏911』の方が十倍おもしろい。

同時に借りた『それでも恋するバルセロナ』のほうがずっと良かった。
さすがゴールデン・グローブ賞受賞!
ペネロペ・クルスが格好よすぎ!初めて映画で見たが。。 すごい迫力。
彼女が出てから映画がぐっと魅力を増してる。さすがアカデミー賞助演女優賞! BGMもイケてる。

それにしてもWOCMESの予習で映画見てる暇あったら、フルペーパー書かなきゃな・・・

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パレスチナの現状 あれこれ

衝突の再現が懸念されていた「レイチェル・コーリー」号(今度はなんとアイルランドから出発)が、ガザへの接近を断念。近くのアシュドッド港へ曳航された。
「彼らは平和活動家らしくふるまったから」丸くおさまった。犠牲者を出した「Mavi Marmara」号は「斧やナイフをふりかざすイスラーム過激派」の船だった、というのがネタニヤフ首相の弁。
( http://j.mp/dB3bG8 
ついに「斧」とまで言い出したか・・・ どこか人種差別的臭いを感じてしまうのは見方がうがちすぎだろうか?
「自衛の権利」のための行動、と言うけれど、人道支援船のどこが軍事的脅威なんだろう。
政治的・メディアアピールとしては脅威だろうけど。その意味では今回はイスラエルの敗北だし。

***

昨日、今日とパレスチナ/イスラエルの現状報告を聞いてきた。

昨日は元在イスラエル日本大使館スタッフの帰国報告。
ここ数年でパレスチナ自治区内のチェックポイントは撤去が進み、減少したらしい。
その代わり、イスラエルとの境界線上での検問が強化。
なるほど、あれだけしっかりした検問を作れば、その手前でチェックする必要性も薄れるということか。
「工場」タイプの検問所は、エレツが原型だったと認識。

ガザ地区出身者へは、西岸地区やエルサレムを含む外部地区での滞在許可が厳しく制限され始めたとのこと。
ガザ難民への影響もあるか。重要な新情報。
そのほか、アッバース政権下での開発計画のことなど、近況についていろいろ勉強になった。
それにしても大使館職員というのは、ああまで現状への疑いを持たず仕事をするものだろうか。
パレスチナ支援への熱意があるのはよいが、日本政府のことなかれ主義や、政策方針の欠如に
無関心・無自覚なまま何年も現場を見てこれるというのは逆に驚き。まあそういう人が選ばれるのだろうけど。

***

今日は土井敏邦さんの映画の上映会@明治大学。
つい先日お会いしたばかりだったのに、急にご入院されたと聞いて驚く。
ビデオレターでの姿は案外お元気そうで、ほっとしたけれど。お大事にしてください。

「第一部 ガザ ―「和平合意」はなぜ崩壊したのか―」
オスロ合意直後の継続的な取材による、和平交渉の崩壊過程の描写。
イスラエル経済に依存せざるをえない自治区の経済的構造が、改善されなかったために
自治がたちゆかなくなっていく様子がうまく描き出されている。
PLOのガザ帰還時の興奮など、歴史的瞬間が見れておもしろかった。

「第二部 侵蝕 ―イスラエルかされるパレスチナ―」
東エルサレムでの家屋破壊、ジャユースでのオリーブ畑の破壊などがテーマ。
イスラエルのブルドーザーによる強制的なオリーブの掘り返しの現場を捉えた映像は圧巻。
最近、鉢植えを育てたりしている身としては、手間隙かけて育てた大事な植物が
たった一瞬で命を奪われていく様子は、見ていて許しがたい。
ましてそれが樹齢数十年の先祖代々の地で、土地収奪を兼ねたものであればなおさらだろう。
パレスチナ人が投石したくなる気持ちが実感として伝わってきた。

仕事として資料や論文を読んでいると、なかなかフォローしきれない現在の動向を
やはり各ポイントについてはおさえて盛り込む必要があると実感。
こうして現場をレポートしてくれる方たちの報告は貴重。
・・・しばらくパレスチナ行ってないなあ。次はいつになるだろう。

ガザ救援船団の襲撃

一昨日、封鎖状態のガザ地区に資材等の救援物資を運びに向かっていた人道支援グループの船団が、イスラエル軍により拿捕されました。グループのメンバー680人は拘束され、その過程では多くの負傷者が出た模様です。
本日、彼らの国外追放が始まったとのこと(Ha'aretzサイト http://j.mp/bawUAJ)
JPMA(日本パレスチナ医療協会)から詳細情報のまとめが送られてきたので、転載いたします。

***(以下、転載)****

ガザ沖65kmの公海上で、イスラエル海軍がガザへ向かう自由ガザ運動の船団
を襲い、10人以上が死亡、負傷者多数を出した。6隻からなる船団には医療品
やセメントなどガザへの支援物資1万トンが積まれていた。ノーベル賞受賞者や
ヨーロッパの国会議員数人を含む、50カ国、600-700人が乗船していた。
主船のマビ・マルマラ号(トルコ客船)から撮影された映像では、武装したイス
ラエル兵が船に乗り込み、ヘリコプターが頭上を旋回しているのが認められた。
同船に乗船していたアル・ジャジーラの記者によれば、イスラエル軍は実弾を使
用した。同記者によれば、白旗が掲げられ、同乗者から実弾の発射はなかった。
同記者からの通信が途絶える前に、ヘブライ語で「全員、しゃべるな」という声
がはっきり聞こえた。

各船はイギリス、アイルランド、アルジェリア、クウェート、ギリシャ、トルコ
から集まり、船団はキプロス沖を5月30日に出発していて、31日朝にはガザ
に到着の予定だった。船団はイスラエルに拿捕されたのち、31日夕刻、ガザ北
方のアシュドッド港に連れ去られ、船内の捜索を受けている。

ネタニヤフ・イスラエル首相は、イスラエル兵が棍棒で打たれナイフで刺された
後の自己防衛のためであったと述べた。船団の乗船者は、イスラエルが船に乗り
込みながら銃を撃ってきたと語った。

エルサレムや西岸のラマッラ、ナブルス、ベツレヘム等の都市で数千人規模の抗
議行動がおき、イスラエル軍と衝突した。ガザでも数千人規模の抗議行動がおき
た。
テル・アビブでは数百人のイスラエル人が国防省前で抗議行動をした。船団が曳
航されたアシュドッドでも抗議行動があった。
ベイルートでは10万人の抗議行動があり、パリでは数千人の抗議行動があった。
ロンドン、カイロ、マドリード、ブリュッセル、バグダッド、テヘラン等世界各
地で抗議行動が起きている。


-----各界の反応-----

●イスラエル国内のパレスチナ人を代表する「イスラエ ル・アラブ市民委員
会」は31日、全国でゼネストを呼びかけた。

●オバマ米大統領
6月1日にネタニヤフ・イスラエル首相と会談予定であったが、同首相がそれを
キャンセルし、急遽カナダからイスラエルへ戻った。オバマ大統領は同首相に電
話で、事態をしっかり把握するよう話した。

●ハニヤ首相(ガザ)
ガザと西岸で全面的なストライキに入るよう呼びかけた。
イスラエルの行為は野蛮な行為だと非難し、国連安保理、アラブ連盟、イスラム
会議に緊急に会議を開くよう求めた。国連へは「カルテット」から離脱するよう
求めた。
アッバス大統領へは、イスラエルとの(間接)交渉を全面的にストップするよう
求めた。
ガザ政府は5月31日を「自由の日」(the freedom day)と定めた。

●アッバス大統領
3日間喪に服すことを公式に宣言した
船団への攻撃は人道に対する犯罪だ。国連にこの事態に取り組むよう要求した。

●ファイヤド首相(西岸)
イスラエルは予想をはるかに越えたところへ行ってしまった。イスラエルの攻撃
は、国際的誓約と規範に対する犯罪だ。

●アラブ連盟
アムル・ムサ事務局長は6月1日に本部(カイロ)で緊急会議を招集した。
「テロ行為」であり犯罪だと激しく非難した。

●トルコ・スペイン・デンマーク・ギリシャ・スウェーデンは各国に駐在するイ
スラエル大使を召喚し、抗議した。

●トルコ
死者の多くはトルコ人と見られ、トルコとイスラエルの関係が急速に悪化してい
る。
約1万人のデモ参加者がイスタンブールのイスラエル領事館に押し寄せた。
トルコ外相は、受け入れがたい事態だ、今後起こる事をイスラエルは覚悟せねば
ならないと声明を発した。

●ブラジル外相、レバノン首相、EU27カ国の在イスラエル大使、中国外相、ア
イルランド外相はそれぞれ、イスラエルの行為を受け入れがたいとして抗議の意
を表した。

●イギリス外相
このような方法でガザへ行くことは、危険であると前から忠告していた。一方イ
スラエルは自制をもって、国際的制約のもとで行動することが必要なのは明らか
だ。ガザへの援助物資は制約を受けず、検問所を通過させるようイスラエル政府
に求める。

●ドイツ外相
事実関係に関する情報を収集していると控えめな対応

●イラン大統領
シオニスト体制による非人道的行為だ

●ヨルダン
ヨルダン外務省はイスラエル代理大使を呼んで抗議した。

●エジプト
イスラエル大使を呼び、イスラエルにガザ封鎖の解除を求めた。

●UNRWA
非生産的で受け入れがたいガザ封鎖を解除するようにという国際社会の要求にイ
スラエルが留意していれば、今回の悲劇はなかった。

(出典)BBC, アル・ジャジーラ、Haaretz, Ma'an news, IMEMC,
Today's Zaman(トルコWeb) ,毎日
プロフィール

Author:錦田愛子
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